山羊の島の幽霊

「山羊の島の幽霊」ピーター・ラストス / 甲斐 理恵子ランダムハウス講談社初版帯国際ホラーギルド賞 長篇部門候補作「どうせ死ぬなら、死んだつもりで復讐を手伝わないか」孤島で自殺を図ろうとした男に、言葉巧みに依頼してきたのは、うさんくさい幽霊。復讐相手を捜しに向かうと、そこは「大学」と呼ばれる巨大な塔で――海の中にどびえ立つ巨大な塔「大学」。そこでは不可思議な世界――死せる本の墓場や、地下に棲む怪物、血に飢えた図書館が主人公を待ち受けていた。「あらためて大学の大きさを思い知らされた。僕らにのしかかるように、じめっとした鉛色の巨大なかたまりが視界を暗くふさいでいる。これまでに見たり聞いたりした人の手に成るもののどれよりも丈高く、巨大だった。[・・・・]コンドルが頭上を舞い飛び、塔のあいだを吹き抜ける風の音はやむことがなく、低いうめき声のようだ」(本文より)なかなか死ねない僕と、ある幽霊の旅が始まった。山羊しかいない孤島。死ぬために僕はこの島へやってきた。でも首吊りは怖い、ピストルもダメ。なかなか死ねないでいる優柔不断な僕の目の前に現われたのは時代遅れの格好をした、変てこな幽霊。どうやら、この島には先客がいたらしい。その幽霊から、どうせ死ぬつもりなら、ある大学教授に復讐する手助けをして欲しいと頼まれた。ようやく、僕らが復讐相手がいるという「大学」に到着するとそこは見たこともない巨大な塔だった!首尾よく潜入したまではよかったが、迷路のような巨大図書館で阿鼻叫喚の騒乱に巻き込まれ・・・・・いったいいつになったら、復讐は果たせるのか!?死せる本の墓場や、地下に棲む怪物、血に飢えた図書館――奇妙な世界に迷いこんだ男の運命を描く、傑作ゴシック・ユーモア・ファンタジイ。#PeterRaftos #Peter_Raftos #甲斐理恵子 #甲斐_理恵子 #本 #外国文学／小説・物語古本のため、細かい傷・スレ・ヤケ・シミなどがございます。神経質な方はご購入をお控えください。値下げ不可でお願い致します。ただし、他の商品と同時購入していただける場合は値下げ可能ですのでご相談ください。

• この商品をお気に入りに登録

• 同じ商品を出品する

カテゴリ

• 本・雑誌・漫画
• 本
• 文学・小説

タグ

• 山羊の島の幽霊